今年は<空梅雨>だそう。真夏へのステップとなる6月から7月。緑あふれる住宅街などを歩いていると、初夏の風にまじって、甘くやわらかな香りが運ばれてきます。そのチャーミングな正体は、純白の花びらを贅沢に重ねた「くちなしの花」。バラをほっこりとさせたような可愛らしいフォルムで、近づくとよりクリーミーで濃厚な香りにうっとり! ああ、もうすぐ夏だなあ、と季節の喜びを印象づけてくれる花です。
くちなし(英名:ガーデニア)をフィーチャーした香りといえば、ご存知、シャネルの「ガーデニア」。7年に一度しか作られない幻の香り。前作は2006年ニューヨークのシャネル限定発売。今ならまだ、ネットショップでわずかに手に入りそう。これを逃すと、次は、2013年?・・・。
そのほかにも、ヴェルサーチ「クリスタル・ノワール」、キャロン「フルール・ド・ロカイユ」など、くちなしの名香は数知れず。すこし蒸した梅雨の夜、漆黒の闇に甘くせつなく広がるくちなしの香りをまとって眠る・・・そんな贅沢をぜひ旬の季節に。