なにか1冊ベストセラーを買うつもりで検討している。
『鈍感力』『女性の品格』『食い逃げされてもバイトは雇うな』『世界で一番シンプルな時間術』、このあたりが気になっている。
自己啓発本やハウツー本は売れる。タイトルがよいのだろうか。どれにしようか店頭でためし読みしたのだけど、あまり頭に入らない。薬の使用書を読んでいるときの気分に似ていた。「鈍感力」は、78万部突破(A新聞広告6/6)。・・・念のため、作者は、「愛の流刑地」「失楽園」の渡辺淳一。最初は、同姓同名の別人の本かとも思った。
新刊コーナーでは、村上春樹の新訳で話題のレイモンド・チャンドラー『長いお別れ』が目立っていた。表紙のビビッドな色使いのイラストがとにかく目を引く。旧訳に好きなカ所がある。「店をあけたばかりのバーが好きなんだ/静かなバーでの最初の静かな一杯―――こんなすばらしいものはないぜ」。この引用文をどこかで読んで、すぐに買いたくなった本だ。
綿谷りさの『夢を与える』は長いこと平積み。河出書房の2作連続ミリオンセラー計画を応援しますというポップが立っていた。その隣りに、最新芥川賞作家・青山七恵さんの『ひとり日和』。これは既読。この人にはまだ「さん」を付けておきたい。金原ひとみの最新5作目『ハイドラ』もある。4作目『オートフィクション』からほんの数カ月でのスピード発売。そういえば「オートフィクション」は、1ページ立ち読みしてすぐに買おうと決めた本だ。